賃貸併用住宅の取得方法は大きく3つのパターンがあります。
その特徴を見てみましょう。
①自分で土地、施工者を探して新築する
私が作った方法です。
●メリット
・自由度が高い
・好きな土地を探すことができる
・安い土地を見つけたり、安く作ってくれる業者さんを見つけることで、すごく経済性が高い計画とできる可能性がある
●デメリット
・時間と手間がかかる
・適した土地をさがしたり、施工会社探しなどある程度の知識が必要
・いい加減な業者に頼んでしまう可能性がある
・途中で業者が倒産してしまうリスクもある
※大手ハウスメーカーでも賃貸併用住宅を取り扱ってます。安心感・信頼感がありますが、工事費は高くなります。
工務店の探し方はこちらをご覧ください。
②賃貸併用住宅を専門に扱う業者で新築する
業者さんの方で、賃貸併用住宅に向いた土地を探し、建築規模や工事費、収益性の想定とセットで提案してくれます。
もともと工務店だったところが多く、その業者さんに工事を依頼することになります。
●メリット
・提案してくれるので楽
・賃貸併用住宅を作るのに必要な知識・ノウハウを有しているので、ポイントを押さえた計画・設計をしてくれる
●デメリット
・エリアが限られる(地方だと取り扱っている業者さんがいない可能性も)
・業者が決まっているので、(他社と競争させることができず)工事費が高くなりがち
・抜群に経済性が高い計画にはならない。
お膳立てしてもらえる分、経済性は①に比べれば犠牲になりますが、それが分かったうえで選ぶのであれば、良いと思います。
③中古を購入する
賃貸併用住宅の中古を購入するというパターンです。
●メリット
・すぐに住むことができる
・すぐに家賃収入が入ってくる
・建設途中で施工者が倒産するリスクがない
●デメリット
・物件数が少ない
・立地にこだわる場合、特になかなか出てこない
・自分好みにするのに限界がある
・一から作る楽しみが味わえない
まとめ
私は、作る楽しみも味わったほしいし、思い通りの自宅を、経済的にも優れた形で作ってもらいたいので、①の方法をお勧めします。
一方で、手間も時間もかかるので、それが大変だと思う方は②というのもありだと思います。
いずれにしても、それぞれのやり方のメリットデメリットを把握したうえで、選択しましょう。
いろいろ勉強したり、プランの参考にするために、業者さんや大手ハウスメーカーに対し、資料請求やセミナーに参加するのも良いと思いますが、ある程度勉強してからにしましょう。
(良い情報をもらえるのでうまく活用した方が良いですが、業者さんの営業はすごいと思いますので・・・)
まずは、こちらの本を読んでみてはいかがでしょうか。